乳幼児の診療は教科書通りにいかないことも多く、一人ひとりのお子さんにとってベストな治療を行うためには、お母さんからの小さな情報提供が役に立つことも珍しくありません。 ご自宅で気になったことなどがありましたら、遠慮なく何でもお話し頂ければと思います。また、幼稚園や保育園で感染症が流行っている時なども、お教え頂ければ幸いです。
お子さんは自分で自分の身体のことを、適切に説明できるとは限りません。そのため、表面的に症状が見られるところだけでなく、全身を確認するようにしています。 また、診察室にはオモチャが置いてあり、それに対して指を指す、音に反応する、名前を言う、つかむ、触るといった行動も全て診察の重要な情報となります。
当院は小児科専門医が診療を行っています。どの曜日のどの時間帯に来て頂いても同じクオリティの診療を受けられるようになっております。一般診療はもとより、2020年4月からは内分泌・代謝、消化器・夜尿、感染・免疫、神経・発達の各々を大学で専門に研究されている先生方に診療に携わって頂くことになりました。特に、神経・発達と夜尿に不安を抱えた患者さんには、予約制の専門外来として神経・発達・発育外来と夜尿・便秘症外来を新たに設けてきめ細やかに対応できるようになります。
お子さんの様子がおかしい時、まず何科にかかればいいのか分からないということもあるかと思います。小児科は15歳以下のあらゆる病気に対応できる窓口となっており、必要に応じて大学病院や他の専門科の先生をご紹介させて頂くこともできますので、迷った時は、まずは当院へご相談ください。
お子さんが重症でどうしてもすぐに見て欲しい。とてもつらそうにしている。そんな時は、遠慮なく受付へ仰って頂ければと思います。当院は予約制ではありませんので、ご来院された方から順番にご案内しておりますが、重症の患者さんは優先的に対応をさせて頂くようにしています。